ライディングテクニック上達法

ハーレーを停車させる際のフラツキ防止法

Q:停止時のフラツキですが、できるだけリアブレーキで止まる様にしていますが、
止まる前に足を出してしまいます。
今後はリアブレーキだけで 足を出さず止まる様に練習したいと思いますが、
この時も止まるまでニーグリップは必要ですね?

A:停止時に早くから足を出してしまう癖に気づいているだけで、
もう上達は目の前まで来ています。
今までの無意識の癖を直すのは簡単ではありませんが、
継続は必ず力となりますので、安定して止まれるように
街中の信号停止、交差点などの一時停止などを練習の場に利用して、
継続した練習をぜひ続けてください。

なお、停止についてリアブレーキを使用することは間違いではありませんが、
同じようにフロントブレーキも積極的に使ってください。

停止時のフロントブレーキの弊害は、
沈み込むフロントフォークの反動で伸び上がりを起こし、
それが停止直後のふらつきを誘発することにあります。
ですが、これもテクニックの一つで、フロントブレーキをかける寸前に
先にリアブレーキを踏むことで、フロントフォークの沈み込みを少なくすることが可能です。

そして、フロントブレーキを使っていただきたい一番の理由が、
ダラダラ減速をしないことにあります。
多くの初級ライダーは、停止時にダラダラと減速しがちです。
このダラダラ減速は、車輪への荷重を弱め、結果としてふらつき易くなるのです。

実は急制動のときほど車体が安定して停止し、
停止直後もしばらく足を着かなくても大丈夫なときがあります。
もちろん周囲の交通状況によりますが、安全が確認できる状況であれば、
少し強めのブレーキングで、車輪の荷重を増やした停止を練習してみてください。
当然強めのブレーキングですから、ニーグリップはしっかりとですね。

 

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記事投稿日:2019/05/09
カテゴリ : ハーレー・ライディング ライディング上達法