技術レベル 2 ★★☆☆☆
Q:若いときは思わなかったのに、コーナリング時に恐怖心を感じます。
なんとか、この恐怖心を克服できるようになりたい。
A:恐怖心はリミッターの役割をしてくれます。
ですから、恐怖心を否定しないでください。
恐怖心は、決して精神力で克服することはできないのです。
総じて、恐怖感の克服に、速度負荷をかけて克服しようとするライダーが多すぎます。
結果、技術では対応できず、怖い思いや痛い思いをし、
余計恐怖感や悪いイメージだけが残るという悪循環に陥るのです。
大なり小なり、ライダーなら経験のあることです。
速く走ろうとすることで生じる恐怖心は、速く走ることでは克服できないのです。
恐怖心は、正しい知識と技術を持って克服することしかできません。
恐怖感なくかつ上手に速く走るというのは、
技術の裏打ちがなければならないのです。
逆に速度を落とす、減速する技術を持って克服するのです。
つまり、止まれる技術と自信なくしては、
アクセルを開け速く走ることはできないというわけです。
速い速度からでもいつでも安全に減速できる技術と自信があるからこそ、
恐怖感なく速いペースでもライディングすることができるのです。
思いのまま止まれ、減速できれば、自然と安全マージンを持ちながら
速いペースで走れるようになっているでしょう。
ですから安全に速く走りたいのであれば、
徹底的にブレーキング技術を磨いてください。
別に特別な練習をしなくても、日頃のライディングの中で行えば、
相当数の練習ができます。
日頃のライディングの中で、信号停止毎に急制動の練習を行い、
短距離でも安定して減速する技術を身につけてください。
停止線のような目標物を設定し、しっかり停止できるようにします。
その時の速度、路面状況、道路の傾斜によって制動距離は変わってきますので、
時速30km以下の遅い速度でいいので、
色々な環境下でも目標地点で停止できるように練習を繰り返してください。
日頃のライディングで急制動の練習を行い、安定して減速する技術を身につけよう!
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